白点病とは

2024年05月14日

体中に白い点がたくさんできる病気です。初期では数えるほどですがほっとくとあっという間に体中が真っ白になってしまいます。

この病気は白点虫という寄生虫が原因です。体に寄生し細胞と体液を摂取し成長する虫です。最終的には体力低下で死に至る病気です。

この病気は外から侵入することで感染します。つまり生体を新しく迎えた際に対策しておくと防げる病気です。

治療方法ですが水温上昇と薬浴になります。体についている状態は幼虫なのですが残念なことに幼虫・卵は薬が効きません。その為水温をあげ成虫にする必要があります。成虫になると体から離れるのでいなくなったように見えますが実は水槽内を漂っている状態です。成虫になるサイクルが7日間と長いので治療期間も1週間行います。

使用する薬はなんでも効きますがアグテンやメチレンブルーが一般的です。(アグテンの効力は2~3日なので追加で入れる必要があります)

一度白点が確認されると水槽内で繁殖していることが多いので隔離せず水槽内も一緒に殺菌します。